新築関連 ⑩ ( 専門用語 )
伝統構法 ( 工法 ) での建築なのでいろいろな建築専門用語があった
貫・込み栓・桁・ほぞ・かまし・手刻み・無垢材・プレカット …
5分の1の模型でわかりやすく説明してもらった
古い神社仏閣なんかはこんな構法で大工さんの知恵と技で造られていたんだろうなぁ
先日訪れた赤穂城の門にもこの構法が使われていました
柱から突き出ている部分には 込み栓がはめ込まれている
今回の建物の柱もいたるところに 貫 の穴が開いている
木と金具は相性がいい事はない
金具は地震で曲がってしまえば元には戻らない
その点 木は元に戻ろうとする特性があると聞いた
なるほど 古い神社仏閣で自然災害で倒壊したというのはあまり聞かないなぁ~
それと木は柱になっても生きているらしい
湿気は吸うし 水分は発散するらしい
日本の気候風土に合った住宅はやはり木造建築なのかもしれない
通常の2倍近くの木材を使い着々と工事は進んでいきました
柱の縦穴に貫を通し 込み栓 を打ち込んでいるところを撮影させてもらいました
よく見ると貫が通っている穴の縦部分には薄い板のかましも入っています
下の画像でわかるように
柱の縦方向に細い傷みたいなのが手刻みでなされているが
木が膨張したり収縮したりするのでわざと しわる ようにしているので
強度に関係はないんだとも知った
釘を打ちつけるよりも強度があるとは驚きだ !!
日曜大工にはこの手法を使おう~~っと
《 推薦曲0505 家を作るなら by 加藤和彦 》
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