秋祭り Ⅲ
予告どおり『 Tバック 』 ネタの記事でございます!!
引っ張って期待を持たせズッコ~~ンと落とす… オイラは誰もが認める神業師

期待されていた一部読者に対しては心からお詫び申し上げます!!
正真正銘の男のTバックであります
廻し(マワシ) と言っており間違ってもフンドシなどと言ってはいけませんよ!!

魚吹神社のある地区では大相撲の高砂部屋から購入したという廻しを締めていました

この祭りには結構相撲用語と共通した言葉があります
腕(かいな)練り(伊和神社)… がぶり寄り(荒勢の得意技)… 閂(かんぬき)…
泥廻し… 化粧廻しに下がり(最近は泥廻しばかりで見かけなくなった)…
露払い(灘祭りにはある)… 年寄(役職)… 世話人… 幟(のぼり)
伊達綱… 房… 拍子木… もっとあるんでしょうがこれくらいしか思い浮かばないわ

境内で尻もちでもついたかな!? 少しジャリがついてるようで…

やっぱりこの祭りには廻し姿が一番似合いますねぇ~
それに男の廻し姿は恰好いいよね!! ほれぼれするけどなぁ…
最近の若い衆にはこの廻しには少し抵抗があるみたいですが…
子供の頃に近くの公園に大相撲の巡業がやってきたことがあるんです
その時みた大鵬の廻し姿は今でも忘れられません
ピンクがかった白い肌に茄子紺の廻し… プーンと匂う鬢付油
そういやぁ~最近は相撲を取ってる子を見かけませんなぁ…

出たぁ~!! 刺青のアンChan!! ( アン・ルイスのことではありません )
なかにはその筋(!?) の方もいらっしゃいます( 自然と敬語になってしまいます )

タトゥーなどとハイカラな言葉じゃなくここは『 刺青 』と言っておきましょう

わかりにくいけど右足のふくらはぎにも刺青が……
通はね 地下足袋を穿いた足の甲から裏にかけて藁縄を巻いて
滑り止めにするんですが… これも最近は見かけなくなりましたわ


お口直しに各屋台(ヤッタイ) の高欄掛けの紹介をしようかい (ダジャレ)
乗り子(太鼓打ち) の背持たれみたいな位置にある欄干が高欄(こうらん) なんです
その高欄に掛けている化粧布が高欄掛けって言う代物で~す
鬼 虎 鷲 龍 魔物 などの退治ものが主流かな… 金糸銀糸を使って豪華だよ!!
これは那須与一、扇の的 の図なのでしょうかねぇ…


義経の八艘飛びかな!?… 詳しくありません

各町自慢の高欄掛けが屋台には4枚もあります
これだけでも豪華な芸術品だと思いますが… 如何なものかな?


源平合戦や武将の図が多いのも特徴であります
アンパンマンとかドラえもんみたいなのは見たことないですわ (屋台には合わないと思う)


熊谷直実の一ノ谷合戦かな!?

下二点は加藤清正の虎退治なんでしょうね
同じ図でも屋台(ヤッタイ)によって微妙に違いがあります



高欄掛けの上の幕も龍などの豪華な刺繍があるのです
太鼓を叩くときに乗り子の肩に当たり上下する様は得も言われぬ趣があります

源頼政の鵺(ぬえ)退治の図
鵺(ぬえ) と言うのは頭は猿 胴は虎 尾は蛇 手足は虎の姿をしていたという
ビールで御馴染みの麒麟と同じ架空の生き物だったんでしょうね!!
けどねぇ~ 源頼政って誰なんでしょうかねぇ…

十月はお祭り月間なのでこのシリーズは続く… 悪しからず
《 推薦曲0069 バラの刺青 by ペリー・コモ 》
Dedication : 朝潮太郎☆旭天鵬☆柏戸☆弁慶☆やなせたかし
藤子・F・不二雄☆平敦盛