Memory Time ④
すばらしい楽曲はこれからも生まれてくるだろう
逆に既に世の中に発表されてる中にも
埋もれたいい楽曲はあるものである
それに出会うために日夜聴きあさっています
だから 音楽好きは辞められないんです


≪ 砂に書いたラヴレター ≫
1955年デビュー、全盛期にはヒットパレード界の
人気をエルヴィス・プレスリーと二分するほどだった
アメリカン・ポップス界の貴公子が歌うこの曲は
1931年のリバイバル・ヒットで
パット・ブーンは1957年にリリース
世界を代表するポピュラー・オーケストラの
スーパー・スター、ビリー・ヴォーン楽団の演奏も
手伝って空前のヒット曲になる
歌のうまさは抜群で
上品で優雅なヴェルヴェット・ボイスで
人の心を暖かく包み込んだ
≪ ライナーノーツから抜粋 ≫
≪ 四月の恋 ≫
1957年にリリースしたこの曲は
同年のアカデミー賞を獲得した
『 四月の恋 』 の主題歌で、彼は主演も果たしている
『 砂に書いたラヴレター 』 に引き続き
全米No.1シングルを記録
日本ではこのナンバーをはじめ
優しく、美しい歌声で歌った
ロマンチックなバラードが人気を集めた
≪ ライナーノーツから抜粋 ≫
パット・ブーンもナット・キング・コールと
同様に娘がいてデビー・ブーンって云う名で
歌手として活躍してたと思う
彼は優等生的な清潔な服装で
なんとなくTRADっぽい感じだったなぁ
歌う姿も派手さはなく安心して聴けた
その彼がロックン・ロールの代表曲の
『 トゥッティ・フルッティ 』 ( オリジナルはリトル・リチャード )
をカヴァーしヒットさせたんです
オリジナルのリトル・リチャードは
このことに憤慨し相当怒っていたことを
『 ヘイル・ヘイル・ロックン・ロール 』 ( 日本未公開 ) って
映画で観たことがある
当時のアメリカにはまだ黒人と白人の間には
東洋人には分からない深い溝があったのでしょうなぁ
優等生の白人歌手が黒人のヒットさせた曲を
カヴァーし銭儲けする
ロックン・ロールの第一人者のリトル・リチャードには
きっとそんな商業主義なやり方が
気に入らなかったのだと思う
その点エルヴィス・プレスリーはたくさんカヴァーしたにも
かかわらずあまりそんな噂は聴いたことがない
きっとエルヴィスは黒人に対して
尊敬と理解を示し細かい配慮をしていたのであろう
パット・ブーンとエルヴィス・プレスリーへの
風当たりは微妙に違っていたと思う
ちなみにカラオケにはあまり行かないがレパートリーの中に
『 砂に書いたラヴレター 』 は入っております ( 為にならない豆知識ですが )
Dedication : エルヴィス・プレスリー☆ビリー・ヴォーン楽団☆ナット・キング・コール☆
デビー・ブーン☆リトル・リチャード☆チャック・ベリー☆
エリック・クラプトン☆エタ・ジェームス☆ジュリアン・レノン☆
キース・リチャード☆リンダ・ロンシュタット☆